秀丸エディタの「ファイルを読み込みし直す」と「内容を維持したまま適用」

秀丸エディタエンコードの種類を切り替える時、メッセージボックスが出て来て、「ファイルを読み込みし直す」か「内容を維持したまま適用」するか、キャンセルするかの選択を求められる。
「ファイルを読み込みし直す」を選択すると、選択されたエンコードの種類で、ファイルを読み込みし直す。編集した内容を保存する前に(タイトルバーのファイル名の横に“(更新)”が出ている状態)読み込みし直そうとすると、再読み込みをしても良いかというメッセージボックスが現れ、“はい”を選択すると、編集していた内容は破棄され、最後に保存したファイルの内容が当該エンコードの種類で読み込まれる。
編集している内容とファイルが一致する場合(最新の状態をファイルに保存した時)は、その最新の状態のものを当該エンコードの種類で読み込みし直す。
「ファイルを読み込みし直す」は、ファイルの内容には変更を加えない。間違ったエンコードの種類を指定してしまったと思った時は、元のエンコードの種類で読み込みし直せば、無事に戻れる。
「内容を維持したまま適用」を選択すると、表示される文字はそのままで、バイナリとしての情報が変化する。例えば、「あ」は UTF-8 では E3 81 82 だったのが、日本語(Shift-JIS)に「内容を維持したまま適用」で変更すると、82 A0 になる。そして、タイトルバーのファイル名の横に“(更新)”が出る。この状態では、まだファイルに保存されていないので、間違えたと思ったら、保存しなければ良いだけである。
勿論、その前の段階でエンコードの種類の切り替え自体を中断したい場合は、キャンセルを選ぶ。