シフトJIS では、第3水準・第4水準の漢字を扱えないのか? (2)-第1~第4水準とは何か-

第1水準、第2水準、第3水準、第4水準は、JIS 漢字における区分である。
更に言えば、JIS X 0208JIS X 0213 における区分である。JIS X 0208 は、1978年に制定され、その後何度か改正され、2000年には、JIS X 0213 が制定された。
JIS X 0213 で規定される漢字は、JIS X 0208 で規定される漢字をそのまま含み、それが、第1水準・第2水準漢字である。JIS X 0213 で新たに規定された漢字、つまり JIS X 0213 には含まれるが JIS X 0208 には含まれない漢字が第3水準・第4水準漢字である。第1から第4に進むにつれて、出現頻度の低い(難しい)漢字ということになっている。
ここで、JIS X 0212 は、この第1~第4水準の区分において蚊帳の外である。