InDesign と XML(3)-構造ウィンドウ-

InDesignXML の第3回目。
構造ウィンドウである。その名の通り、XML 文書の構造がここに表示される。構造ウィンドウは、[表示]->[構造]->[構造を表示]を選択すると、現れる。
追加モードで XML 文書を読み込んだ場合、ひとつの要素として構造ウィンドウに追加されるわけだが、XML ドキュメントには必ず1個のルート要素がある。そこで、「選択構造要素へ読み込み」オプションをチェックしなければ、ルート要素の直接の子要素になる。
逆に言えば、構造ウィンドウで既存の要素を選択した上で「選択構造要素へ読み込み」オプションをチェックして XML 文書を読み込んだ場合、その要素の子要素として追加される。
構造ウィンドウでは、要素の操作や DTD を使った検証、属性の編集なども出来るのだが、それらの内のいくつかについては、回を改めて書いてみたいと思う。